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0173Twinmotion 2018の出力動画について2018.06.5 [Tue] UP

本記事は、Twinmotionの開発元であるAbvent社より公開された記事を翻訳したものです。
動画作成時間はパソコンのスペックによって大きく違いがあるので、文中に記載されたものはあくまでも参考値となります。
文中で紹介されているソフトウェアについては、弊社ではサポート致しかねますのでご了承ください。

フォトリアリスティック(写真のように現実的)なレンダリング画像を作成することは、近年かつてないほど容易になり、高品質な視覚化を実現するツールがどんどん増えています。さらには単なる静止画だけでなく、顧客の興味を惹きつける、これまでにないインタラクティブなコンテンツが必要とされることもあります。

この記事では、Twinmotion 2018でエクスポート可能な、動画、3D動画、360°動画、360°3D動画について、出力方法、各々の違い及びYouTubeへのアップロード方法を記載します。

動画作成について

Twinmotionでは非常に簡単な操作で動画を作成することができます。動画作成機能(Video機能)にて複数のカメラ視点を作成すると、Twinmotionは指定された時間(デフォルトでは10秒)でそのカメラ視点間を移動する経路を自動的に計算します。

動画を作成した上でエクスポート機能にて動画ファイルをエクスポートしますが、このエクスポートの段階で、動画の出力形式を選択する必要があります。出力形式には、通常の動画、3D動画、360°動画、360°3D動画という4つの形式があり、1つの動画をそれぞれの形式でエクスポートすることができます。

1. 通常の動画

最もよく使うのは通常の動画だと思います。次の10秒間の動画を4K解像度でエクスポートするのにはおよそ3分かかりました。(エクスポート可能な最大解像度は8Kです。)

2. 3D動画

3D動画は映画館で3D映画を鑑賞するようなものです。通常の動画と比較すると、3D動画はより立体的で、3Dモニターに映し出されたあなたのプロジェクトをよりリアルにプレゼンテーションすることができます。
3D動画は、3Dモニター、または赤青3Dメガネをつけて閲覧することが前提となります。Twinmotionから直接にエクスポートされた次の10秒の動画は、サイドバイサイド形式の3D動画です。この4K動画のエクスポートにはおよそ4分かかりました。

3D動画をYoutubeにアップロードするには


3Dモニターをお持ちであれば、Twinmotionの3D動画をYouTubeにアップロードして、プロジェクトを立体視することができます。
3Dモニターでの閲覧にはアクティブシャッター方式、偏光メガネ方式など様々な方式があります。お使いの3Dモニターに対応する3Dメガネを入手する際には、必ず3Dモニターの仕様をご確認ください。

3Dモニターをお持ちでない場合は、赤青3Dメガネを使って3D動画(アナグリフ動画)を閲覧することができますが、これにはYouTubeにアップロードする前に3D動画ファイルにメタデータを付加する必要があります。(Twinmotionはエクスポートする動画にメタデータを付加しません。)これはメタデータがないとYouTubeがアナグリフ動画と認識できないためです。
無料のアプリケーションであるHandBrakeを使うとメタデータを付加することができます。
HandbrakeはWindowsやmacOSにも対応した無料のオープンソース・動画変換ソフトウェアです。
HandBrakeをインストールしたら、以下の手順に従って3D動画にメタデータを付加します。

①Twinmotionからエクスポートした3D動画をHandBrakeに読み込む。

②Save Asで保存先を選択する。
③VideoタブのExtra Optionsに”frame-packing=3”を追加する。
④[Start Encode]をクリックして変換を開始する。

これで3D動画にメタデータが付加されました。YouTubeにアップロードすると自動的にアナグリフ動画で閲覧できるようになっています。以下の動画はメタデータを付加してアップロードしたものです。
※アップロードした動画の解像度によっては、YouTubeに3Dアイコンが表示されるまでに数分かかることがあります。

3. 360°動画

360°動画は、Twinmotion 2018の新機能です。動画を再生しながら、動画を指やマウスで操作することで周囲を360°を見渡すことができます。

360°動画をフレームレート:30fpsでエクスポートする場合、Twinmotionは動画1秒当たり30枚の360°正距円筒図をレンダリングするので、360°動画をレンダリングするには通常の動画より多くの時間が掛かります。この10秒の360°動画を4K解像度で出力するには7時間掛かりました。

360°動画をYouTubeにアップロードするには


360°動画をYouTubeで閲覧するには、3D動画と同じように、YouTubeにアップロードする前に360°動画のメタデータを付加する必要があります。これにはSpatial Media Metadata Injectorを使用します。
Spatial Media Metadata injector は無料のアプリケーションで、WindowsとmacOSで使用することができます。
Spatial Media Metadata Injectorをインストールしたら、以下の手順に従って360°動画にメタデータを付加します。

① [Open]をクリックし、Twinmotionからエクスポートした360°動画をインポートする。
② “My video is spherical (360)”にチェックを入れる。
③ [Inject metadata]をクリックする。

これで360°動画にメタデータが付加されたので、YouTubeにアップロードします。
YouTube以外でも、多数の動画再生ソフトウェアが360°動画をインターネット接続なしで再生できます。いくつか例を示します。

PC (Windows/Mac):
GoPro VR
360°fly

モバイルデバイス (Android/iOS)
VR player
360°fly

4. 360°3D動画

360°3D動画は360°動画に3D動画の立体感を追加したものです。この形式の動画は閲覧者が動画再生中に周囲を360°見回すことができるだけでなく、立体感のあるプロジェクトを閲覧することができます。この形式は他の3つの形式に比べて、非常(*1)に多くの時間が掛かります。

(*1)
弊社にて検証したところ、通常の動画でエクスポートに10分掛かったものが、360°3D動画だと142時間(予測時間)となったケースがありました。

360°3D動画をYouTubeにアップロードするには


360°3D動画をYouTubeで閲覧するには、360°動画と同じように、YouTubeにアップロードする前に360°3D動画のメタデータを付加する必要があります。Spatial Media Metadata Injectorを使用して以下の手順に従い360°3D動画にメタデータを付加します。

① [Open]をクリックし、Twinmotionからエクスポートした360°3D動画をインポートする。
② “My video is spherical (360)”と” My video is stereoscopic 3D(top/bottom layout)”にチェックを入れる。
③ [Inject metadata]をクリックする。

これで360°3D動画にメタデータが付加されたので、YouTubeにアップロードします。

5. 各々の動画を再生するには

下表に、3D動画、360°動画、360°3D動画の再生方法(デバイス、ソフトウェア等)をまとめました。

3D動画 360°動画 360°3D動画
VRカードボード+スマートフォン
VRヘッドセット+VR動画再生ソフト(DeoVR, Oculus Video, Whirligig, etc.)
YouTube(PC, スマートフォン, タブレット)
YouTube+赤青3Dメガネ
3Dモニター
360°動画再生ソフト(GoPro VR, 360°fly, VR player 等)

関連項目/ Twinmotion, 未分類,